サーバ監視プログラム
自分の運営している自宅サーバなどの状態を監視し、異常があればメールで通知するプログラムです。
監視するサーバとは別のレンタルサーバなどにインストールし、監視するサーバのHTTPレスポンスコード及び指定したポートの開閉状態に変化があった場合は、メールで通知します。
サーバのダウンや、不正なアクセスによりポートをあけられた場合、リダイレクト設定を行われた場合などに通知されます。
システム要件(インストールサーバ側)
PHP及びcronの作動するサーバ
ダウンロード
pa_portchecker_v01.zip フリーウェア
インストール方法
はじめにインストールするサーバでPHPとcronが使えること及びcronの設定方法を確認してください。
cronの設定方法はサーバにより異なりますので、サーバ会社に問い合わせるか、”サーバ会社名 cron”などで検索して調べてください。
ダウンロードしたファイルを解凍し、”cron.sh”をお使いのサーバに合わせて編集します。
例:さくらインターネット
#!/bin/sh
/usr/local/bin/php /home/アカウント名/www/portchecker/portcheck.php
exit
例:XREA+
#!/bin/sh
/usr/local/bin/php /virtual/アカウント名/public_html/portchecker/portcheck.php
exit
フォルダをアップロードし、アクセス権を下記のように設定します。
authority.txt 644
config.ini 603 パスワード情報が含まれますので、必ず外部から読み込みのできない権限にしてください。
config.php 644
cron.sh 700
index.php 644
portcheck.php 644
index.phpにアクセスし、初期パスワード”pass”を入力して設定画面に入ります。
設定方法
パスワード
初回ログイン時に必ず変更してください。
監視するサーバ
監視するサーバドメイン名またはIPアドレスを入力してください。”http://”や”/”は入力できません。
例:photoartisan.jp
レスポンスコード
通常は”200″になります。リダイレクト設定などを行っている場合は、必要に応じて変更してください。
解放しているポート
解放しているポート番号を”,”区切りで入力してください。
閉鎖しているポート
閉鎖しているポート番号を”,”区切りで入力してください。
送信先アドレス
通知メールを送るアドレスを入力してください。
3つまで入力できます。
送信元アドレス
通知メールの送信元アドレスを入力してください。
通知メールタイトル
通知メールのタイトルを入力してください。
設定項目を入力し、設定ボタンをクリックしてください。
認証コードが表示されますので、認証コードを記入した”authority.txt“を作成し、監視するサーバにアップロードしてください。
アップロードが終わったら、表示されたリンクからテストを行ってください。
ポート設定が間違っている場合はサーバ監視メールが送信されます。
初めて設置する際は、間違ったポート設定を入力し、サーバ監視メールが届くことを確認してください。
監視テストが成功したら、設置サーバのcron設定を行ってください。
監視サーバに異変があった場合は、改善されるまでcronで設定した時間ごとに監視メールが送られ続けます。
このことを考慮してcronの設定時間を決めてください。
この記事へのコメントはありません。